子供の感性を育む木育の空間 その2

本園(左)のRC造に対して、分園(右)は木造3階建て。開けた通りの門のように並んで建つ。

木造(木造耐火建築)にすることでRC造よりも建物が軽くなり、杭工事や基礎工事のコストを抑制している。

最上階の遊戯室と広いバルコニーは開放的なサッシでシームレスに繋がる。

発表会の為の舞台

保育室にはすべて本物の木を使う。



エントランス

「さんさん森の保育園 戸越公園本園」の向かいの敷地で設計した分園です。3歳から5歳を対象とした保育園です。2つを合わせて品川区の認可保育所になりました。本園で構想した「木育」のコンセプトを更に突き詰め、建物の構造を耐火木造とし、内装にもより多くの木を使用しています。不均質な素材の面白さは ’子供たちの個性’ を現わしています。もろかったり、優しかったり、硬かったり、柔らかかったり、温かかったり。色んな個性が集まって、楽しい保育園になることを考えながら設計しました。