子供の感性を育む木育の空間 その1
エントランスに「四季の枝」と呼ぶ4種類の木を設置しました。 N&Cが宮崎県の山で選んだ本物の木をそのまま設置しています。(春:さくら、夏:ひめしゃら、秋:しらかし、冬:いちょう)
階段の吹き抜け
保育室 子供が駆け回れるように、あらゆる角をマルくしている。
柱に貼っている飾りは、皮の付いたまま輪切りにした木です。不均質の面白さは子供たちの個性を現わしている。
品川区戸越で設計した0歳から2歳児の為の保育園です。クライアントからの要望は 選ばれる保育園 でした。東京都の政策により急増する保育園のなかで、預けられるというだけでなくこの園だからこそ、という付加価値を与えられる保育園が求められました。N&Cは「木育」をコンセプトに提案し、随所に本物の木を用いて自然の温かさ、柔らかさ、もろさ、香り を感じ、この園に居ることで感受性が
高まっていくよう、随所に工夫を施しました。